ゴリ蔵の富士登山

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  富士山の魅力
富士山には様々な魅力があると思います。ゴリ蔵が何故富士登山に魅力を感じているのか?その魅力を自分なりに考えてみました。
初心者が何を言ってるか!というお叱りをいただきそうですが、ゴリ蔵の感じた富士山を通してまだ富士山に登ったことがない方々の参考になれば、と思っています。
富士山に登りたかった理由
富士山はご承知のように日本一の山です。全く登山をやったことがなかったゴリ蔵は、登ってみるまでは「日本一の山である富士山」が身近に感じられていませんでした。富士山は近くに行けば麓から眺めるものであり、そして写真で見るものだと。

それでは何故ゴリ蔵は富士山に登ろうと決めたのか?それは、富士山が日本一の山だったから。頂上に登り日本一高いところに行ってみたい。もう30歳を超えたし、ここで一回登っておかないと一生登らない可能性もある。だから登ろう。それ以外のなにものでもありませんでした。

単純なことかも知れませんが、その時は富士山登山の辛さなんてつゆ知らず、まあ皆登っているしできるだろう、と考えていました。

もう一つの理由は、病気をした家内を連れて行きたかったということです。
ゴリ蔵の家内が病気をして4年が経ち、今では家内も仕事に出れるほど回復し、普段ではほぼ支障なく生活ができるようになりました。ただ、体力的に戻ってきているかも知れないのですが、いつまた再発してしまうだろうという怖さでなかなかできるものもできない状態になってしまいました。医者からは首に負担がかかるスポーツはやってはいけない、そう言われ、家内も大好きだったスキーも今では出来ません。
そんな家内が、「富士山に登りたい。自分を試したい」そう言ったので決めたのです。
医者に「富士山に登りたいのですが」と相談したら、少し困った顔でしたが、「旦那さんが荷物を全部持つんだったら良いですよ」と許可がでました(^^ゞ。
富士山に登ってみて、その魅力
まず、登山は思った以上に辛かったです(^^ゞ。ゴリ蔵は学生時代野球をやっていまして、人より体力には相当自信があったのですが(社会人になってからはなかなか体力を維持してはいませんでしたが)そんなゴリ蔵にも思った以上に辛かった、というのが率直な感想です。

まず、登りは心肺機能の強さが必要です。単純に登る、といっても相当辛いです。これが高さにして3,000mの山です。登りで50mほど歩くとそれだけで心臓がドキドキしてきます。ゆっくりと、焦らずに落ち着いて登ることが必要です。「大丈夫、体力はあるし」と最初に飛ばしてしまうと後できつくなります。帰りは今度は足腰の強さです。下りは、登りほど心肺機能は辛くはなりませんが、今度は足腰にかかり(特に膝)この負担を和らげるかが勝負です。下りだからといって、これも慌ててはいけません。楽だから、と駆け足で下ったりすると、必ず膝をやられます。

そんな大変な富士登山ですが、その辛さと距離の長さがゴリ蔵にとっては魅力的でした。ゴリ蔵にとっての富士山の魅力は、大げさかも知れないのですが、この道のりが人生そのものに見えたことです。

登っても登っても頂上すら山小屋にさえつかない、体力だけ消耗し時間だけがたっていく。上を見上げればゴールである頂上はすぐそこに見える。「あぁあそこまで飛んでいけたらなぁ」。普段でも我慢があまり得意でないゴリ蔵はそんなことを考えていました。
普段の生活でも同じことだと思います。「お金持ちになりたい」といっても宝くじばかり買ってても絶対に当たらない訳で(たまにはそういう人もいるかもしれませんけど)そこにはやっぱり地道な努力が必要な訳ですよね。一歩一歩しっかりと自分の足で努力して、登っていく、これは人間の生活と一緒だな、と思いました。これが登山の、そして富士山の魅力なんでしょうね。そして、「山頂を極めても下山するまで」これが登山である、ということ。下山も登山とは違った辛さがあるということです。

富士登山は、「人生とはこうなんだ」というのを教えてくれているような気がしました。そして、そんな我々を「頑張れ」と応援してくれているような気がしました。(格好良すぎますかね???)

ゴリ蔵の登山日になんと72才のおばあさんも一緒に登っていました。そのおばあさんは20年も毎年登り続けているそうです。

多分富士山に登る人には、それぞれの富士山があると思います。まだ登ったことのない人も、是非自分の富士山を見つけに行って見ませんか?
二回目のチャレンジ
そんなことを言っていても、初登頂で相当辛い思いをしたので、ゴリ蔵としては「もう機会が来るまでしばらく登らない」。なんとなくそう決めて、数年を過ごしていました。

そうしているうちに、ついにゴリ蔵も2008年に齢四十を迎え、「いつの間にかこんな歳になってしまった」と感じ、「人生四十から。ここで登ってみれば、何かまた違うものが見えるかもしれない」と思いました。

そうそう。初登頂の時には強行軍で、御来光も見ていなければお鉢巡りもしていない。
これで自分は富士山に登ったと胸を張って言えるのだろうか?

ふとそんな疑問も湧いてきました。

そんなことを考えていたら、昔から大変お世話になっている先輩から「今度富士山に登るんだけれど、一緒に行かない」とお誘いが。

これは登るしかない。

そんなことで、二回目のチャレンジと相成りました。

結果は、、、「超感動!」

なんと、素晴らしい御来光を見れただけではなく、天気も良く、お鉢巡りもでき、剣が峰の最高峰である3,776mにも到達!名実ともに日本一の高い場所を制覇することが出来ました!

でも、その道のりは相変わらず苦しいもの。
剣が峰の最後の難関は、最後も斜度のある坂道を登るという、とても辛いもの。

でも、その感動は、ゴリ蔵をさらに富士登山に駆り立てることになりました
三回目のチャレンジ(単独登頂)

さて、2009年は「今年も絶対富士山に登る」と決めていた年。
いつものように、誰かとパーティを組んで登ろうと思っていましたが、実はあまり乗り気ではなかったのです。

というのも、「富士山に一人で登ったらどうなるんだろう?」

そんな気持ちがゴリ蔵の中に芽生えて来ていたのです。

何人か、声をかけました。
でも、結局予定も合わず(富士登山の人気がうなぎ上りで、休日に山小屋の予約が取れなかったこともあり)、単独登頂を決めました

今まで、自分の中で自分ひとりでやってきたものっていくつあるだろう?
実は周囲の人にいつも助けてもらってきていたのではないだろうか?

周囲の助けを借りず、富士山に登ること。
それができれば、もしかしたらまた何か新しいものを見つけられるかも知れない。

そう思い、単独で登頂しました。

結果は、、、「分かりません」

山頂までの道のりは相変わらず辛かったし、下山も厳しかった。山頂付近で天候が悪化し、せっかくの御来光も見れずじまい。天候の悪化もあり、今回はお鉢巡りも断念しました。

唯一しっかりと出来たのは、マイペースで登山できたこと

道程で色々なことを一人で考えました。
今の自分、これからの自分。家族のこと、妻のこと。自分を取り巻く環境。
色んなことを考えて、結論など何一つ出ていませんが、でも唯一爽快感は残りました。

また来年も登ります
来年の富士山はどんなことが待っているのかな?


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